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2022/05/23

【新製品】狭線幅 周波数変換レーザー(NKT Photonics社)

NKT Photonics社の単一周波数ファイバレーザー Koherasシリーズの波長ラインナップが、周波数変換技術により充実しました。ルビジウム、ストロンチウム、バリウム、イッテルビウムのスペクトル線をカバーし、さらにハイパフォーマンス、高出力(最大10W)、低ノイズ、狭線幅(200Hz)を実現。特に量子アプリケーションでの可能性に貢献します。

 

Koheras HARMONIK 狭線幅&高出力 周波数変換ファイバレーザー

産業グレードの高い信頼性

NKT Photonics社のKoherasシリーズ ファイバレーザーは、アライメントやメンテナンスが不要で、長い稼働時間を保証します。ラックマウントでもを逆置きでも安定した発振が得られ、航空宇宙分野での用途にも対応できる高い信頼性を誇ります。これまで数十年にわたって要求の厳しい産業用途を中心に、約15,000台に及ぶ納入実績があります。
この実績を背景として、新たに量子研究に貢献する波長を多数ラインナップしたKoheras HARMONIKがリリースされました。
 

独自のファイバ伝送システム

レーザーシステムはラックマウント可能で、独自のファイバ伝送システムにより任意の場所で光ビームにアクセスできます。このファイバ伝送技術は、高出力対応ながら、低ノイズで、全ての波長でシングルモード光を提供できます。

 

量子研究に貢献する新しい波長ラインナップ

Koheras HARMONIKは以下の波長を標準で提供します。他の波長についてもご相談ください。

  • ルビジウム(Rb):780 nm, 840 nm, 1064 nm
  • ストロンチウム(Sr):317 nm, 813 nm, 1064 nm
  • バリウム(Ba):532 nm, 1762 nm
  • イッテルビウム(Yb):399 nm, 556 nm, 638 nm, 770 nm, 1064 nm


上図はKoheras HARMONIKのVIS領域の出力可能波長です。Koheras HARMONIKはいずれも、NIRの低ノイズファイバレーザー(上図には含まず)で励起され、基本波長または変換波長のいずれかにおいて周波数基準にロックすることができます。

 
 
 

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