PERMAblack ブラックマーキング

Photon Energy

オススメ

金属等へレーザー加工による視野角に依存しない深黒色マーキングを実現。医療機器への機器固有識別子(UDI:Unique Device Indentifier)マーキング・刻印に最適。

視野角に依存しない深黒色マーキングを実現。医療機器への機器固有識別子(UDI:Unique Device Indentifier)マーキングに最適。

 

  • 直接マーキング対応:腐食・劣化・変色無し、良質なコントラスト
  • 視野角に依存しない深黒色を実現
  • 高い耐腐食性:表面の不動態化が不要
  • 非熱プロセスで素材の変形・変質・反りなし
  • 広いプロセスウィンドウ

 

PERMAblack は、CEPHEUS 超短パルスレーザー を用いた金属表面への深黒色マーキングプロセスです。Photon Energy (フォトンエナジー)社独自のマーキング技術で、アニーリングカラーとは対照的に、視野角に依存しない濃い黒色を実現します。耐食性部品をマーキングした場合には、ナノ秒レーザーによるマーキングと異なり、マーキング後に表面の不動態化(腐食に対する保護)が必要ありません。また非熱プロセスなので、対象素材の変形、変質といった影響がなく、特に体内埋め込み医療デバイスなどで安全性の向上に大きく貢献します。さらに従来のアニーリングによる熱プロセスよりも20%ほど加工時間を短縮、スループットを改善できます。

 

PERMAblack の特に重要な用途の1つは、アルマイトのブラックマーキングです。 PERMAblack によるマーキング表面は、電子顕微鏡で観察しても表面構造の変化を確認できません。それにもかかわらず、視野角によらず、かつ完全な耐摩耗性を有する深黒色を発色します。

 

Photon Energy社は、医療機器へのレーザーマーキングで25年以上の実績があり、ステンレス鋼、アルミニウム製加工品、インプラントへのオートクレーブ・マーキングを含む、幅広い医療用途向けソリューションを提供しています。PERMAblack については実用からすでに6年が経過し、医療機器メーカー向けに40システム以上の納入実績があります。

 

PERMAblack は、FDA規制 21 CFR part 820、21 CFR part 11 および GMP に適合しています。

外科手術器具へのマーキング

PERMAblack は、手術器具のマーキングを従来よりもはるかに高品質かつ短納期で行えます。

耐不動態化の検証: CitriSurf 2250を用いて持続時間の異なる複数の不動態化サイクルを実行。最初のマーキングは少し明るくなりますが、その後このレベルに留まり、特に鮮明なコントラストを維持します。
PERMAblack はコントラストが良好であり、2次元バーコードのさらなる小型化にも対応できます。
ステンレス鋼へのブラックマーキング

インプラントへのマーキング

非熱プロセスなので、対象素材の変形、変質といった影響がなく、特に体内埋め込み医療デバイスなどで安全性の向上に大きく貢献します。

従来のナノ秒レーザーによるアニーリングマーキングは、バルク材料を弱体化させ、クラックの原因になることがあります。PERMAblackプロセスは非熱プロセスですので、バルク材料に影響を与えません。
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