高出力テラヘルツ量子カスケードレーザー TeraCascade2000

Lytid

最先端の量子カスケードレーザー(QCL)技術ベースの次世代ハイパワー・テラヘルツ光源。最大光出力 7mW。マルチ周波数オプション 最高6周波数。極低温冷却不要の永久真空パッケージ。

QCLベース・ハイパワー・テラヘルツ光源

QCLベース・ハイパワー・テラヘルツ光源

  • 量子カスケードレーザー(QCL)技術採用
  • 高出力:最大 7mW(typ.), 平均出力 >1mW(保証値)
  • マルチ周波数オプション:最高 6周波数を切替え(2~5 THz範囲)
  • シングルモード/マルチモード
  • クリック一つで周波数切替え
  • 完全自動化デバイス:USB経由リモートコントロール
  • 極低温冷却不要の永久真空パッケージ
  • コンパクト:テーブルトップ, 10kg未満
  • 専用ソフトウェアでプログラム可能
  • プラグ&プレイ

新しいTeraCascade2000シリーズは、受賞歴もあるLytidのテラヘルツ光源 TeraCascade1000シリーズの第2世代で、テラヘルツ領域以上の周波数範囲を研究するための、最先端の量子カスケードレーザー技術に基づいた新しい完璧なツールです。
複数の周波数オプション、ミリワットレベルの高い出力、自動制御の冷却プロセスといった、TeraCascade1000からの全ての利点を継承し、さらに新たな設計によって、永続的な真空レベルが向上し、より低メンテナンスになりました。このテラヘルツ光源を毎日使用するのに、もはやポンピングの作業は不要です。自動制御の極低温フリー冷却システムを搭載し、真に使い易いプラグ&プレイシステムになっています。
1つのシステムに、2~5 THzから選択した最大6周波数の異なるチップを統合できます。これら各帯域において、CWまたはQCWで、1mWを超える平均出力を保証します。一体型のカスタムQCLドライバは、周波数帯域を電気的に瞬時に切り替えます。入力パラメータは全て、USB接続したPCを介して、専用のコントロールソフトウェアで完全にプログラム可能です。マルチバンド操作用の自動ビームコリメータモジュールを、オプションでご提供いたします。
 

コンパクトでシステム組み込み容易な、完全一体型テラヘルツレーザー

コンパクトで組み込み容易な、完全一体型テラヘルツレーザー

  • 半永久的真空チャンバで低メンテナンス
  • 自動制御スターリングエンジンによる窒素冷却不要の冷却システムで使い易い
  • 組込みドライバ:CW/QCW発振
  • 自動のパワーON/OFF機能付きのターンキーシステム
  • コンパクト&軽量:23x23x43 cm, 10kg
  • ポータブルなテーブルトップデバイス、プラグ&プレイ
  • USB接続でセットアップに簡単組込み
  • Gate in:テラヘルツカメラ用スレーブ入力
  • Gate out:ロックインのための電子チョッパシグナル
  • Laser in:QCLチップを直接制御

 

高出力テラヘルツQCL制御用の使い易いソフトウェア

高出力テラヘルツQCL制御用の使い易いソフトウェア

  • 光源との接続確認のためのデバイススキャン
  • 1クリックでクローズドループ冷却
  • セキュリティ機能付きのリアルタイム温度モニタ
  • レーザーON/OFFボタン
  • クリック一つで周波数を簡単切替え
  • デューティーサイクル調整可能で、出力パワーを変更可能
  • 内部/外部変調オプション
  • リアルタイム・テラヘルツイメージング
  • 高解像度THzイメージング
  • ヘテロダイン計装
  • 高分解能分光
仕様TC2000
発振周波数Up to 6 in the range 2-5 THz
波長60~150 μm
平均出力>1mW
スペクトルマルチモードまたはシングルモード
拡がり角度35° FWHM
冷却システムスターリングエンジン(極低温冷却不要)
動作温度40K
寸法/重量23 x 23×43 cm/< 10 kg
オプション真空ポンプ&アダプタ、6帯域自動アライメントモジュール

 

QCLチップのテラヘルツ周波数 vs. 出力パワー

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