カスタムメイドで適える、ユーザーにとって最良・最上・最適な対物レンズ

ASE Optics社は、顕微鏡対物レンズのカスタムメイドで非常に豊富な経験と高い実績を誇ります。設計から製造まで完全特注可能な高い技術力で、大開口（高NA値）、広視野（FOV）、特殊な要件に対応するための材料の制約（非磁性、疎水性材料など）など、市販の顕微鏡対物レンズでは要件を満たせないような特定のニーズに対して、技術的にもコスト的にも最適なソリューションを提供します。ASE Optics社が設計・開発した特注対物レンズおよび光学システムは、欧州を中心する世界の大規模研究センター、OEM企業、および複雑なカスタマイズソリューションを必要とする他の多くのお客様にご利用いただいています。
 

 

豊富＆多彩な対物レンズ開発実績

対物レンズは、顕微鏡の最も重要なパーツの1つであり、検査対象物の正確な画像を取得する上で中心的な役割を果たします。ASE Optics社では、光学設計における専門知識と最先端の製造技術を組み合わせ、あらゆるユーザー要件に対して、技術的品質とリソース効率の最良なバランスを提供する、最適な対物レンズを設計・製造いたします。
 
ASE Optics社は、以下のような多彩なアプリケーション向けに、対物レンズソリューションを提供しています。

• 多光子顕微鏡
• 共焦点顕微鏡
• 液浸顕微鏡対物レンズの光学設計
• STED顕微鏡
• 深部組織イメージング顕微鏡
• 量子構造のイメージングおよび解析
• 超解像顕微鏡
• 構造材料の欠陥分析
• 生細胞検査用蛍光顕微鏡

 
最良のソリューションを提供するため、ASE Optics社の専門家チームがアプリケーションに応じて最も適切な材料を選択いたします。例えば、色収差、非点収差、形状の歪み、非球面収差を低減するため、高屈折率で低散乱の高品質ガラスを使用しています。 さらに質の高い設計プロセスにより、カスタムメイドの顕微鏡対物レンズの製造効率を最大化しています。
 

カスタム対物レンズの設計および開発プロセス

カスタム対物レンズの設計と開発は別個のプロジェクトですが、ASE Optics社では通常、最良の結果を保証する標準化プロセスを適用しています。
 

設計：ユーザー要件の分析

画質（イメージング品質）、作動距離（WD）、焦点距離、スペクトル範囲、視野（FOV）、開口数（NA）など、ユーザー要件を吟味します。これらのパラメータを考慮して、対物レンズのシステムを構成、適切な材料を選択、設計の最適化作業、光学性能分析を実行します。このフェーズは、オプティクスとオプトメカニクスを含む仕様書およびレンズ設計図の作成をもって終了します。
 

コンポーネント製造

各顧客の要件を考慮して、最も効率的な製造方法を選択します。このフェーズでは、レンズとそのコーティングの製造を専門とするパートナーの協力を得ています。
 

カスタムターゲットアセンブリ（カスタム対物レンズシステムの組み立て）

ASE Optics社では、特注の対物レンズを、正確かつ良好なコスト効率で、組み立て、調整するために必要な設備・機器を備えています。
 

品質管理

製造されたシステムはすべて、必要な要件と仕様を満たしていることを確認するために必要な品質管理検査を受けます。
 

ASE Optics社の製造・試験機能