レーザー・光源
レーザー光源は、通常の光源とは異なり、単一波長で非常に直進性の高い光を生成する光源です。この特性により、精密な光制御が可能となり、理科学研究、産業、医療など幅広い分野で活用されています。レーザー光源の利点には、光の強度や波長を細かく調整できる点、高いエネルギー密度を持つ点が挙げられます。また、従来の光源と比べて寿命が長く、エネルギー効率も高いため、環境にも配慮した選択肢として注目されています。産業分野では、精密な加工が求められる半導体や電子部品の製造において、レーザーによる切断や溶接技術が導入されていますし、理科学分野ではノーベル物理学賞で話題になったアト秒研究のように、実証手段のなかった事象の観測が可能になったり、レーザー核融合のようにエネルギー問題を解決手段となることが期待されていたり、レーザー技術の進化に伴い、さまざまな応用が開拓されています。日本レーザーでは、膨大なレーザー光源のラインナップから、お客様のニーズにあったレーザ光源をご提案いたします。

レーザー・光源 製品一覧
- HÜBNERチューナブル OPOレーザー“C-WAVE シリーズ”
光パラメトリック発振器(OPO)での 波長可変CWレーザー光源。可視光から近赤外の波長領域と広範囲で調整可能。コンピュータでの制御で自動波長調整。 【NEW!】可視域での波長可変域をさらに拡大したC-WAVE GTR発売(2021年5月)
- New Focus (Newport Brand)チューナブル半導体レーザー
New Focus (Newport Brand) の波長可変レーザーは、狭線幅、シングルモード出力、完全モードホップフリー・チューニングです。
- 金門光波高出力HeCdレーザー装置“IKシリーズ”
空冷・低消費電力・低コスト。325.0nm(最大100mW) and/or 441.6nm(最大180mW) CWレーザー。
- 金門光波1064nm 20W出力ファイバレーザー“KKFL-20”
空冷の 1064nm 20W出力 CWレーザー。低ノイズ、狭線幅、高安定性の「ザ・プレミアム」ファイバレーザー。
- LASOSHe-Neレーザー“LGKシリーズ”
波長 632.816, 543.5365, 593.932 nm。出力 0.5~20 mW。システム・装置への組み込みに最適。国内外を問わず数多くの納入実績あり。
- Canlas低価格 Qスイッチ半導体励起固体レーザー“CL100シリーズ”
レーザー微細加工に適した低価格な高繰返しナノ秒パルスレーザー。2波長ラインナップ(1064, 532 nm)。最高3W出力。繰返し周波数 1-100kHz。最小パルス幅 15ns
- CanlasQスイッチ半導体励起固体レーザー“CL200シリーズ”
高い安定性・高繰返し・コンパクト。3波長ラインナップ(1064, 532, 355 nm)。最高22W出力 CW。繰返し周波数 1-100kHz / 20-250kHz。最小パルス幅 6nsのショートパルスタイプをご用意。
- Canlas高出力・高繰返し Qスイッチ半導体励起固体レーザー“CL210シリーズ”
レーザー加工に適した短パルスレーザー。3波長ラインナップ(1064, 532, 355 nm)。最高20W出力。繰返し周波数 1-100kHz。最小パルス幅 20ns
- LASOS空冷アルゴンレーザー
長寿命でパワー安定性の高い内部ミラータイプ。空冷で最大40mW。454/457/514nm, シングル/ダブル/マルチ波長。
- NPI Lasers1.5μm ポンプレーザーモジュール“PUMP-1560”
発振波長1550-1570 nm からご指定, 平均出力パワー1 W / 1.5 W。ツリウムファイバレーザーのポンプ用 高安定性 CW レーザー光源に最適
- Canlas70W出力 Qスイッチ半導体励起固体レーザー“CL240シリーズ”
波長1064nmで70W出力、 532 nmで20W出力。パルス毎にパルスエネルギー変調可能。繰返し周波数 1-400kHz。ショートパルスタイプをご用意。
- Canlas高繰返し Qスイッチ半導体励起固体レーザー“CP400シリーズ”
高繰返し 最大4000Hz。3波長ラインナップ(1064, 532, 355 nm)。最大出力 4W@4kHz。パルス幅 8-10ns
- Canlas高ピークパワー Qスイッチ半導体励起固体レーザー“CP600シリーズ”
高ピークパワー 750μJ @10kHz(1064nm)、300μJ @10kHz(532nm)。パルス幅 約4ns
- NPI Lasers中赤外 ツリウムドープ・ファイバアンプ“ TDFA & TDFA HP”
波長範囲 1880-2000 / 1900-2050 nm, 平均出力 >100 mW /1.3 W。 幅広いゲイン波長域、低ノイズ、優れた出力安定性を有します。
- NPI Lasers中赤外 (MIR) ブロードバンド光源 “ASE-2000”
中心波長 1930±20 nm, バンド幅 (-20dB) >170 nm, 平均出力パワー>10 mW。広範な波長域と優れたパワー安定性。光コンポーネントの試験、分光、ガスセンシング、バイオメディカル、OCTなど幅広い用途に応用可
- Irisiome Solutionsコンパクトピコ秒ファイバレーザー“SIDシリーズ”
高性能ながら小型で使いやすいターンキーシステム。繰り返し周波数を連続的に可変。 1064 or 1550 nm, SHG可。平均出力 50mW~30W。パルス幅 30ps。繰り返し周波数 5MHz to 1GHz。
- NPI Lasers2μm 広帯域チューナブルレーザー “SuperTune-2000”
発振波長1900-2050 nm, バンド幅 <1 nm, 平均出力パワー>30 W。2μm コンポーネント試験や産業センシング、分光、イメージングのための汎用光源に好適
- Irisiome Solutions高機能ピコ秒ファイバレーザー“MANNYシリーズ”
高いチューナビリティ(繰り返し周波数、パルス幅、波長)と複数のオプションで非常に高い柔軟性。 1μm, 1.55μm, SHG, 波長可変可。平均出力 最大30W。パルス幅 30ps to ms。繰り返し周波数 5MHz to 1GHz。
- Amplitude最大700μJ出力 フェムト秒ファイバレーザー Tangor 100
パルス幅 500 fs to 10 ps、平均出力 30 W to 100 W、パルスエネルギー 75 µJ to 700 µJ 高い繰返し周波数と高いパルスエネルギーを兼ね備えた、高出力 100W フェムト秒ファイバレーザーです。パルスエネルギーは、標準で 500 µJ、ご希望により 最大 700 µJ までご提供可能です。50W /515 nm または 30W /343 nm を出力する高調波発生モジュールもございます。
- Amplitude高繰返し&広帯域 フェムト秒OPA Mango
パルス幅 70~200 fs、繰返し周波数 最高 2 MHz、高い変換効率 12% 以上 、波長域 210-11000 nm, 325-2500 nm 高繰り返し周波数と広い波長域をカバーする、完全自動化オプティカル・パラメトリック・アンプ(OPA)システムです。1つの出力ポートから 210~11,000 nm の任意の波長を同一偏光でします。