Soft ResiScope(ソフトレジスコープ)

CSInstruments

ソフトレジスコープを使用すると、壊れやすい導電性サンプルの抵抗と電流を測定できます。 ソフトレジスコープモードでチップに適用される特定の垂直方向の動きは、接触時の電気的測定を最適化し、チップとサンプルを保持します。 市場で入手可能な他の振動技術とは異なり、ソフト抵抗器はサイクル中一定の力で電流/抵抗を測定します。 電気的測定は、AFM接触モードで行われた測定と同等ですが、より壊れやすいサンプルを測定が可能です。

柔らかいサンプルのためのAFM電気特性測定

この革新的で、CSIだけのユニークなAFMモードは、レジスコープⅡのアプリケーションを柔らかくて脆いサンプルの世界へ拡大します。例えば、有機太陽電池や、導電性ポリマー、または生物的サンプルなどです。 もちろん、レジスコープの特徴である10桁のダイナミックレンジを高感度測定できます。ソフトレジスコープは、インターミッテントコンタクトモードを基本としています。

  • CSIだけのユニークなテクノロジー
  • フリクションなし
  • 力一定にキープ=定量的電気特性測定

アプリケーション

  • ポリマー
  • 有機材料
  • 太陽電池
  • 生物学的サンプル

 

| Soft Resiscope 紹介動画

 

原理

パフォーマンスは維持したまま、サンプル保護性能を向上

ソフトレジスコープはインターミッテントコンタクトモードに基づいています。AFMチップは瞬間的、かつ一定の力でサンプルに接触し、レジスコープⅡと同じ原理で抵抗値、電流値を定量的に測定します。

 

脆いサンプルのための導電性AFM分析

ソフトレジスコープモード VS オシレーションモード / コンタクトモード

真の非破壊的測定手法であるソフトレジスコープと、従来のオシレーションモードで、同じ脆いサンプル(ポリマーブレンド)を測定した際のデータを比較します。結果は完全に一致しました。図の上の部分はオシレーションモードで測定し、残りをソフトレジスコープで測定しました。このスキャン以前にコンタクトモードで測定した部分(青い四角形)の部分はチップによって形状が損なわれていることがわかります。

ソフトサンプル(ポリマーブレンド)のコンタクトモード測定エリア(青四角)
オシレーションモード測定エリア(緑四角)
ソフトレジスコープ測定エリア(赤四角)

 

真の定量的抵抗値 / 電流値測定

ソフト&標準レジスコープモード

次のイメージは、ソフトレジスコープ測定の定量性をデモンストレーションした測定結果です。コンタクトモードのレジスコープと比較しています。サンプルはSRAMです。結果は、コンタクトのレジスコープも、ソフトレジスコープも違いがありませんでした。また、プロファイルについてもコンタクトレジスコープとソフトレジスコープで同じ結果を示しています。

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