広帯域 波長可変レーザー 400-1000nm SuperK CHROMATUNE
SuperK CHROMATUNE は超広帯域な波長可変レーザーです。400-1000 nm もの広い波長域をギャップフリーでカバーし、1mW の光パワーを一定に出力します。寿命は数千時間で、信頼性の高い製品です。メンテナンスフリーで、アライメントや調整も不要です。

柔軟性が高く使い易い波長可変レーザー
CHROMATUNE 紹介動画
直感的なフロントパネルにより操作が容易で、波長や出力など基本的なパラメータ制御が可能です。またNKT Photonics社独自のコントロールソフトウェアをダウンロードすることで、高度な制御もできます。ソフトウェアを使用してすべての機能へのアクセスができ、さらに簡単なスクリプトの作成も可能です。本製品は高輝度・広帯域の製品を必要とする光学デバイスの特性評価などのアプリケーションに最適です。
SuperK CHROMATUNEはアライメント不要かつコンスタントパワーで400~1000nmのチューニングが可能です。アライメントや微調整などはすべてソフトウェアに組み込まれているため、セットアップが容易です。また1秒未満で400~1000nmのスキャンが可能で、内蔵の分光計により常に出力パワーを確認出来ます。これらの特徴により、分光・顕微鏡・ナノ材料研究・光学特性評価などの技術革新を進める研究者たちの研究時間の削減に貢献することをお約束します。
産業用途での高い信頼性
稼働時間は産業において重要です。ファイバレーザー CHROMATUNEは、優れた信頼性と数千時間の寿命を保証します。メンテナンスやサービスを必要とせず、アライメントや調整も不要です。信頼性の高い産業用レーザープラットフォームベースで、24時間365日の連続稼働が可能です。
線幅調整・波長掃引自動化・研究用に調整可能
SuperK CHROMATUNEは非常に使い易く設計されている一方、アドバンスドモード時では、レーザー線幅の変更、複数の波長域での出力調整、自動波長掃引などが可能です。また標準はMHz繰返し周波数のQCW発振ですが、光寿命現象の研究などのためにオプションで繰返し周波数を変更可能にすることもできます。
直感的なソフトウェアインターフェイスで全操作が可能ですが、さらに多くの制御や統合が必要な場合は、無料のSDKで対応できます。
高い汎用性と使い易さ
NKT Photonics社のSuperK CHROMATUNE 波長可変ファイバレーザーは、波長を選んでボタンを押すだけでレーザー光を出力する、レーザーの初心者にも使い易い製品です。
- 顕微鏡
- 分光
- 蛍光
- 蛍光寿命メージング
- 光学特性評価
- プラズモニクス&メタマテリアル
| 光学的仕様 | |
|---|---|
| 波長範囲 | 400 – 1000 nm |
| 全スペクトルスキャン速度 | 1 s |
| ライン当たり一定出力パワー | > 1 mW |
| 出力パワー安定性 | ± 5 % |
| 繰返し周波数 | 78 MHz(固定), 0.15 – 78 MHz(可変) |
| バンド幅 ※1 | 5-10 nm (min.), 50 nm (max.) |
| 帯域外抑制 ※2 | > 1 mW |
| 波長分解能 | 1.5 nm |
| 波長ステップサイズ | 0.1 nm |
| ビーム出力 | コリメートファイバ出力 |
| ビーム品質 | M2 < 1.1 |
| ビーム径 | ≈ 0.5 mm @400 nm, ≈ 0.6 mm @600 nm, ≈ 0.8 mm @800 nm, ≈ 0.9 mm @1000 nm |
| ビーム拡がり角 | < 1.5 mrad</ td> |
| 機械的仕様 | |
| 冷却 | 空冷 |
| 動作温度 | +18℃ ~ +30℃ |
| 保管温度 | -10℃ ~ 55℃ |
| 寸法 | 440 mm (W) x 251 mm (H) x 400 mm (L) |
| 重量 | 26 kg(パルスピッカー無), 27.5 kg(パルスピッカー込み) |
| 電気的仕様 | |
| コンピュータインターフェイス | USB 2.0 / RS-232 / Ethernet |
| 駆動電圧 | 100 – 240 VAC, 50 / 60 Hz |
| 消費電力 | < 175 W |
| ドアインターロックコネクタ | 2-pin LEMO |
| 同期トリガ出力 | NIM, アナログパルス出力, デジタルゲート出力(繰返し周波数可変時のみ) |
※1 帯域幅は波長とともに増加します。
※2 中心波長から+/-20nm以内で測定。

