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LA-ICP-MSソフトウェア(装置制御・データ処理)

Elemental Scientific Lasers (ESL)

レーザーアブレーションICP-MS(LA-ICP-MS)の実験計画から装置制御、データ処理までをつなぐ、ESL社のソフトウェア群です。装置制御のActiveView2、データ処理のiolite 4、粒子の自動認識で実験を設計するiolite Targeting、イメージング結果を事前に予測するPrecognitionをラインアップしています。

ESL社 LA-ICP-MSソフトウェア

Elemental Scientific Lasers(ESL)社は、レーザーアブレーションICP-MS(LA-ICP-MS)の分析ワークフロー全体を支えるソフトウェアを提供しています。iolite Targetingで実験を設計し、ActiveView2で装置を制御して実験を行い、iolite 4でデータを処理する、という流れで、実験の作成から最終的なデータ処理までをつなげられます。PrecognitionはActiveView2のアドオンで、イメージング実験を実行する前に結果を予測します。

ActiveView2 レーザーアブレーション装置制御ソフトウェア

ActiveView2 レーザーアブレーション装置制御ソフトウェア

LA-ICP-MS用のレーザーアブレーション制御ソフトウェアです。試料の画像を最大限に活用し、ワークフローを効率化するよう設計されています。視覚情報はすべて1つの座標平面上に表示され、ユーザーが試料の観察に集中できるレイアウトです。

  • どちらのカメラでも試料マップを作成し、その場でモザイク画像を構築
  • 画像をレイヤーで管理し、レイヤーごとに透明度を調整。複数レイヤーの同時表示とマウスホイールでの切り替えに対応
  • 非矩形のパターンをトレースし、横線・縦線で塗りつぶして、目的の部分だけを分析
  • ワークフロー順に並んだタブで、実験を設定しやすい
  • パターンのプロパティを表計算形式で編集・並べ替えし、CSVへエクスポート
  • ImageLock:画像認識で、ステージの復帰精度を1µm未満に向上
  • Roaming Mode:実験の実行中に新しいパターンを追加
  • 標準試料用パターンの自動追加・自動配置
  • ICP-MSプラグインによる双方向通信と実験計画、エラーの自動処理

iolite 4 LA-ICP-MSデータ処理・可視化ソフトウェア

iolite 4 LA-ICP-MSデータ処理・可視化ソフトウェア

時間分解の質量分析データを処理するソフトウェアで、微量元素分析、イメージング、年代測定、SrやHfなどの同位体分析に対応しています。処理は完全自動でも部分的な自動でも行えます。

  • 微量元素:半定量、完全定量、規格化、複数検量用標準試料による定量。3種類の検出下限(LOD)計算法と、誤差の完全な伝播
  • U-Pb年代測定:新しいインターフェース、ダウンホール補正のフィッティングオプション、可視化ツール
  • イメージング:画像のスタック表示、3D表示、他のソフトウェアへのエクスポート。関心領域(ROI)を手で描くか条件から作成し、ROIごとの統計を表示
  • 自動化:Processing Templates(マクロ機能)で、データの取り込み、ベースラインの選択、標準試料、QA/QCなどの処理を自動化。テンプレートは共有可能
  • Python API:SciPy、Matplotlib、Pandasと連携し、独自のデータ処理スキーム(DRS)やインポーター・エクスポーターを作成可能

iolite Targeting LA-ICP-MS実験設計ソフトウェア

iolite Targeting LA-ICP-MS実験設計ソフトウェア

コンピュータビジョンと機械学習で、LA-ICP-MSの実験を設計するソフトウェアです。粒子認識アルゴリズムで数千個の粒子を数秒で検出し、試料全体にアブレーションパターンを自動で配置します。実験の設計はラボの外でも、どのデバイスでも行えます。

  • SEM像、TIMAマップ、偏光顕微鏡写真、染色した組織切片など、どこから得た画像でも取り込み可能。機械学習のセグメンテーションで相を識別
  • iolite 4で作成した予備マップ、PCAマッピング、クラスタリングの結果を取り込んで実験を設計
  • 電子プローブやSEMのデータ表の座標を使ってパターンを配置し、組成データを最終処理まで引き継ぐ
  • 粒子の検出条件、形状の記述子、プロジェクトコード、IGSNなどのメタデータを、ActiveView2からioliteまで保持
  • パターンのプリセットを保存して再現性を確保し、作業者による偏りを減らす
  • ラボでの作業前に、複数の実験を設計してキューに登録
  • クロスプラットフォームに対応

Precognition 元素イメージング最適化アドオン

Precognition 元素イメージング最適化アドオン

ActiveView2のアドオンです。試料画像、レーザーパターン、質量分析計の取り込み条件、単一パルスに対するセルの応答から、測定後のイメージング画像を予測します。今の分析条件でどこまでの細かさが得られるかを、実験の前に確認できます。

  • 入力:試料画像(顕微鏡写真、SEM像など)、ActiveView2のレーザーパターン、元素ごとの取り込み条件(ドウェル時間、セトリング時間、バックグラウンドとピークのカウント、フリッカー)、セルの応答モデル
  • 出力:元素ごとの予測画像(ActiveView2上に表示、またはファイルに保存)
  • エイリアシング、レーザーの走査速度が速すぎる場合、S/Nの低い元素でドウェル時間が足りない場合などに警告
  • スポットの重なり、パルスの照射量、総分析時間を表示
  • 3種類のドウェル時間最適化方式(Hutchinson、van Malderen、Even)
  • Thermo iCAP、PerkinElmer NexION、Agilentの四重極ICP-MSで取得したテストスキャンラインのデータを取り込み可能
  • ESL社のセル用に、パルス応答のプリセットを用意

※ ESL社のレーザーアブレーション装置はレーザーアブレーション装置(LA-ICP-MS/LA-IRMS)、元素イメージングシステム(LA-ICP-MS/LIBS)のページをご覧ください。

応用例

  • LA-ICP-MSによる微量元素の定量分析
  • U-Pb年代測定(地質年代学)
  • Sr、Hfなどの同位体分析
  • 元素イメージング(マッピング)とROI解析
  • 多数の鉱物粒子を自動で認識・分析する実験の設計
  • イメージング条件(ドウェル時間、走査速度)の事前最適化
ソフトウェア役割主な機能動作要件・連携
ActiveView2装置制御・実験の実行試料マップ、レイヤー表示、ImageLock、Roaming Mode、CSV出力ICP-MSプラグインで双方向通信
iolite 4データ処理・可視化微量元素、U-Pb年代、イメージング、自動化テンプレートPython API
iolite Targeting実験設計粒子の自動認識、パターンの自動配置、メタデータの引き継ぎActiveView2、iolite 4と連携。クロスプラットフォーム
Precognitionイメージング結果の予測・条件の最適化予測画像、警告表示、ドウェル時間の最適化ActiveView2 Ver.1.5.0.25以降、iolite 4のインストールと登録が必要

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