スペクトル範囲 1200-2300 nm 超高感度ハイパースペクトルカメラ HERA eSWIRとは
HEAR eSWIRは 1200-2300 nm のスペクトル範囲に対応。分光イメージングへの革新的なアプローチを可能にするコンパクトで堅牢なカメラです。時間領域フーリエ変換(FT)検出をベースとした独自の特許技術により、卓越した空間スペクトル分解能と低照度下での優れた感度での撮影を実現します。
超高感度ハイパースペクトルカメラ HERA SWIR Extendedの特長
- スペクトル範囲(1200 – 2300 nm)
- TE付き拡張InGaAs:636×508
- 14ビットセンサー
- 作動距離:100 cm – ∞
- 視野角:11°
- 1cmクリアアパーチャ(開口):優れた光透過率
スペクトル分解能
ソフトウェア
データ収集用ソフトウェアHERA App と データ分析ソフトウェアHyperLAB をご用意しております。
HERA App | HyperLAB |
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カメラのパラメータ(スペクトル分解能、積分時間、平均数など)を設定し、測定データを取得します。ハイパースペクトルビューでハイパースペクトルデータのプレビューを評価し、HyperLABソフトウェアでさらに解析するために測定値を保存します。 | 選択したポイントまたはエリアでのスペクトル解析、反射率画像の計算、内蔵関数による統計解析、RGBまたはフォールスカラー画像の可視化。ハイパースペクトルデータキューブを保存し、さらに分析するために標準フォーマットでエクスポートします。 |
ソフトウェア動画チュートリアル
オプションアクセサリ
三脚
ハイパースペクトルカメラでの撮影は凝視技術のため、測定中は三脚に取り付けて静止させる必要があります。HERAは市販の三脚に簡単に取り付けられますが、必要に応じてNIREOSより専用の三脚をご購入いただけます。専用三脚は異なる測定セットアップと形状に対応しています。
MaskHera(ホルダー・アダプター)
ハイパースペクトルカメラ使用動画
フーリエ変換の仕組みの基礎、ハイパースペクトルカメラの設置撮影。時間領域及びスペクトル領域でのデータ取得。取得データの画像から範囲を選択しスペクトルのグラフ化がが可能。複数の範囲を選択しスペクトルのグラフを重ね比較いただけます。
スペクトル範囲 | 1200 – 2300 nm |
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センサ空間分解能 | 636 x 508 ピクセル |
スペクトル分解能(ユーザー調整可能) | <10 nm @ 1200 nm <30 nm @ 2200 nm |
ディテクタ(検出器)タイプ | 拡張TE付きInGaAs |
ビット数 | 14 bits |
スペクトル帯の数 | ∞ * |
視野角 | 11°* |
作動距離 | 110 cm – ∞ |
寸法 | 240 x 170 x 140 mm |
重量 | 4.5 kg |
最小コンピュータ要件 | 16 GB RAM, SSDドライブ推奨 |
*HERAはフーリエ変換分光計をベースとした装置で、スペクトル帯の数はソフトウェアで選択可能で、測定時間とは独立しています。
**カメラの前に追加のレンズ(FOV2またはマクロレンズ)を追加することで、視野を変更することができます。
ご希望に応じてカスタマイズいたします:HERAは顕微鏡システムに互換性のあるカスタマイズが可能です。
関連製品
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技術情報
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フーリエ変換分光とは何か?メリットは?
ハイパースペクトル画像とは何か?
論文リンク集
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ハイパースペクトル顕微鏡: A. Candeo et al., APL Photonics 4, 120802 (2019);
ハイパースペクトルイメージング: A. Perri et al., Optics Express 27, 15956 (2019).