非接触光学式3D形状測定の原理
光学顕微鏡
光学顕微鏡を使用した3D表面形状の代表的な測定原理として共焦点、白色干渉計、焦点移動方式が挙げられます。すべての原理に共通している点は、光学顕微鏡を用いて、対物レンズの焦点をサンプル表面に合わせ、高さ方向にスキャンした際に得られる信号・画像の情報を積層して、3次元形状を取得している点です。それぞれの技術には、得意な表面性状や、測定可能なスキャンレンジや最小分解能などに違いがあります。
焦点移動方式
共焦点方式
白色干渉計方式
共焦点方式と白色干渉計方式の詳細な比較については、次のページをご参照ください。
レーザー顕微鏡と白色干渉計の違い
その他、Sensofar社の優れた独自技術については、次のページご参照ください。
先進的な測定・観察方式
・光学研磨面の粗さ測定(白色干渉計)
・0.29nm段差の測定(白色干渉計)
・切れ刃測定(共焦点)
・工具形状測定(焦点移動)
顕微鏡システム
専用システム
高速・多機能モデル S neox
S neoxは3D測定顕微鏡の上位モデルです。最も多機能で、高速かつ高精度な測定が可能なシステムです。R&D、品質管理(QC)の双方の用途に使用されます。
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5軸オプション S neox Five Axis
S neoxに高精度電動2軸回転ステージと高度な検査・解析機能を組み合わせ、360度全周方向から3D表面形状の測定が可能なモデルです。
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R&D向けコンパクトモデル S lynx
S lynxはコンパクトなサイズにSensofarの3-in-1テクノロジーを搭載した卓上型システムです。手動ステージを使ったシンプルな構成で、R&D用途に最適な製品です。
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装置組込み用白色干渉計・共焦点顕微鏡・面粗さ計
コンパクト・多機能モデル S mart 2 sensor
高速・多機能モデル S neox sensor
クリーンルーム対応モデル S neox Cleanroom sensor
ソフトウェアパッケージ
検査工程向け自動解析ソフトウェア SensoPRO
すべてのソフトウェアは、面粗さに関するISO 25178規格に準拠しています。
ソフトウェアパッケージ
技術情報
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