ミクロスフィア式超解像顕微鏡NANORO Mとは NANORO M は使い慣れた一般的な対物レンズ(10倍)から超解像用の対物レンズ(分解能 ≦100nm)まで対応する光学顕微鏡です。対物レンズのみの販売も可能です。対物レンズ(SMAL)ページ
ミクロスフィア式超解像顕微鏡NANORO Mの特長とメリット フルカラーの結像 LIG Nanowise社のミクロスフィアレンズ(微小球体レンズ)により、NANORO Mは色情報を維持したまま、回折限界を超えて結像することができます。
迅速なサンプルスキャンを実現 LIG Nanosiwのソフトウェアと精密ステージにより、サンプルの広い領域を画像化することが可能です。
非破壊 従来の超解像技術とは異なり、NANORO Mは非破壊であるため、サンプルを損なうことなく繰り返しイメージングすることが可能です。
誰でも簡単に使用可能 超解像機能を備えた完全光学式の顕微鏡であるため、従来の白色光顕微鏡に慣れ親しんだ方であれば、どなたでも簡単にご使用いただけます。
ラボ(研究室)対応 NANORO Mは、標準的な光学テーブルの上で作業が可能。クリーンルームや真空などの特別な環境は不要です。
≦100nm 分解能 SMAL(超分解能ミクロスフィア増幅レンズ) を使用するオプションにより、NANORO M は空間分解能 100 nm 以下での観察が可能です。
光ミクロスフィア式超解像顕微鏡 NANORO Mの特長 詳細 光学分解能 ≦100nm 右上の画像(100x White Light)では、縦方向に走る線が鮮明に観察できない一方で、右下のNANORO M(SMALの表示のある写真)の撮像イメージ内では縦方向の線を確認できます。SEM(走査型電子顕微鏡)を用いて二本の線の間隔を測定した結果、幅は66nmであることがわかり、水平方向66nmの距離を分解できていることを示しています。
アプリケーション例 (LIG Nanowiseサイトへ遷移します)
広範囲でのスキャン(走査)&スティッチ(画像張り合わせ) ステージとカスタムスティッチングのアルゴリズムにより、NANORO Mは10倍拡大から超解像まで、さまざまな解像度の広範囲でのスキャンを迅速に画像化し、つなぎ合わせることができます。
※上記のスキャン画像はイメージです。
波長選択性 ソフトウェアによりカラーチャネルを切り替えることができます。特定のカラーチャンネルでより鮮明なイメージを得ることが可能な場合があります。
LIG Nanowise社独自の対物レンズ 白色光とオプティクス NANORO Mは完全光学式であるため、白色光顕微鏡のメリットをすべて備えています。使いやすく、様々な対物レンズを利用可能で、サンプルの前処理も最小限で済ませることができます。非破壊で観察できます。