レーザーアブレーション装置

Elemental Scientific Lasers (ESL)

高速&高精度分析。目的に最適なレーザーアブレーションを最高の性能で提供。

高速&高精度分析。目的に最適なレーザーアブレーションを最高の性能で提供。
Elemental Scientific Lasers (ESL) の NWRシリーズ レーザーアブレーション装置は、高い性能と分析結果、汎用性、操作性、信頼性を重視しながら設計・開発されているプラットフォームです。
光源には、UVフェムト秒レーザー、193nm エキシマレーザー、266 nm 固体レーザー 、赤外レーザーをラインナップし、NWMシリーズ・プラットフォーム共通のハードウェア及びソフトウェアで、広いアプリケーションをカバーします。

 

NWR193 193 nm エキシマレーザーベース

NWR 193
短パルスの深紫外(DUV)光で、より深いアブレーションが可能です。最も取扱いが困難な材料でも信頼性の高い確実なアブレーションを実現できます。
短パルス幅の 193nm エキシマレーザー光源による最高のピークパワーで、あらゆる材料に対して効率的にアブレーションして、効率的な伝送とICPでの容易なイオン化に適した微小粒子を生成します。これにより、分析の感度及び安定性の向上と、元素分別効果の低減が図れます。

分野
環境、地質学、法医学、医療、鉱業、電子製造 (金属/ガラス/プラスチック)
 
用途
地球化学、地質年代、流体包有物、元素比、同位体比、純度検査、材料特性、バルク分析、イメージング/マッピング、深さ分布
 
材料
合金、岩、鉱物、ガラス、プラスチック、パウダー、生物材料、薄膜、セラミックス、金属
 
主なレーザ仕様

  • 波長:193 nm
  • パルス幅:< 4ns
  • 繰返し周波数:1–200 Hz (300 Hz まで可)
  • 適用:15 J/cm2, 同一表面上
  • スポットサイズ:1~150 μm

 

NWR213 213 nm パルスNd:YAGレーザーベース

NWR213
NWR213 は、213 nm の固体レーザーベースのレーザーアブレーション装置です。お手頃価格ながら、シンプルで信頼性が高く、ICP, ICP-MS, 希ガス、安定同位体質量分析といった幅広いアプリケーションに適用できます。
分野用途材料主なレーザ仕様
  • 環境
  • 地質学
  • 法医学
  • 医療
  • 鉱業
  • 電子製造 (金属/ガラス/プラスチック)
  • バイオイメージング
  • 法医学
  • 地質学
  • 微量元素分析
  • サンプルスクリーニング
  • 純度検査
  • 材料特性
  • バルク分析
  • 欠陥分析
  • イメージング/マッピング
  • 深さ分布
  • 生物/植物材料
  • 岩、鉱物、ガラス、プラスチック、パウダー、生化学材、薄膜、セラミックス、金属、合金
  • 地質学素材(火山性ガラス、ケイ酸塩鉱物、方解石など)の分析
  • 圧縮粉末の直接分析
  • 金属、合金、ポリマー、セラミックスのバルク分析
  • 石英や岩塩中の流体包有物の微細形状分析
  • 鉱物粒子の直接マイクロ分析
  • 元素イメージング
  • レーザー
    :Nd:YAG
  • 波長
    :213 nm
  • 繰返し周波数
    :最大20Hz
  • 適用
    :25 J/cm2, 同一表面上
  • スポットサイズ
    :4~250 μm

NWR266macro バルク分析向け, 266 nm パルスNd:YAGレーザーベース

NWR266macro
マクロレーザビームによるレーザーアブレーションで、バルク分析の検出限界を最小限に抑えます。スポットサイズ直径 約 1mm で、ICP-OES や ICP-MS によるバルク分析のためのレーザーアブレーションに好適で、産業用途で大きな可能性のある装置です。

 

NWRfemto フェムト秒レーザーベース

NWRfemto
フェムト秒レーザーを用いたウルトラファースト技術により熱的効果を大幅に低減、最高品質の分析データを提供できます。

 

MIR10 小型レーザーアブレーション装置

MIR10
MIR10 は実績の高い Elemental Scientific のレーザーアブレーション技術をコンパクトな筐体で提供します。希ガスや同位体比質量分析のための固体材料のサンプリングと分析をより柔軟に行えます。

 

NWRimage バイオイメージング用

NWRimage
バイオイメージング専用に開発された初めてのレーザーアブレーション装置で、高速で高解像度イメージングを行えます。
従来のレーザーアブレーション装置は幅広いアプリケーション向けに開発されており、バイオイメージングの厳しい要求に応えるには不十分でした。バイオイメージングでは、フルエンスは低い方がよく、一方より高い安定性とサンプル伝送性が必要です。NWRimage は LA-ICP-MS による高分解能・高速バイオイメージングに最適化されたアブレーション装置です。低コストで高解像度の元素イメージングが得られます。

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