中赤外領域をモードホップフリーチューニングできる高安定性外部共振型量子カスケードレーザー（QCL）

• 中赤外光 4～11μm
• 広帯域モードホップフリーチューニング：>30cm^-1以上
• 高いCW出力パワー： >70mW（代表値）
• 高精度
• 狭線幅(FWHM)： <5 MHz (100 ms), <10 MHz (1s)
• ±0.5 cm^-1(±15 GHz)の波長確度、双方向
• TEM₀₀の高ビーム品質、高いビーム位置安定性
• 高SN比分光にも使用可能な超静音（標準的な RIN 最小値 -140 dBc/Hz）
• PZT変調またはカレント変調

Daylight Solutions 社のCW-MHFシリーズは、有限要素解析（FEA）を元に設計された振動と音響ノイズに強い次世代モードホップフリー（MHF）レーザーです。従来のシリーズに比べ、より狭線幅（積算時間1秒で10 MHz 未満）になり、さらに変調機能が新たに搭載された、分光・センサ開発に最適な高分解能ツールです。

高い実績を誇る外部共振構造により、中赤外領域を連続的にチューニングできます。また狭線幅と優れた波長コントロール機能により、サーベイスキャンもショートスキャンも高い分解能で実行できます。波長変調は、ピエゾ素子（PZT）による低バンド幅（DC to 350 Hz）変調と、カレント変調による高バンド幅（200 Hz to 1 MHz）変調の2種類があります。