広帯域 低ノイズレーザー SuperK FIANIUM OCT

スーパーコンティニューム光源 SuperK FIANIUM OCTNKT PhotonicsSuperK FIANIUM OCTシリーズは、光コヒーレンストモグラフィ用に設計された広帯域、低ノイズのレーザー光源です。広帯域スペクトロメーターと組み合わせることで、チタンサファイアベースのOCTシステムと同じ性能を、より低コスト、より小さな設置面積、優れた移動性、堅牢性を実現しています。
OCTシリーズは、SuperK FIANIUMシリーズと同じく、メンテナンスフリー、高信頼性、堅牢なプラットフォームを共有し、24時間365日稼働が可能です。またスイッチ一つで動作します。
 

SuperK FIANIUM OCTシリーズの特徴

高ビーム品質SuperK FIANIUM OCT

  • 425-2400 nm シングルモード出力
  • 広帯域 波長可変レーザー
  • 高繰り返し周波数
  • 長寿命 メンテナンスフリー
  • プラグ&プレイ・フィルター
  • シンプルなユーザーインターフェース
    (NKTフォトニクスCONTROL経由)

業界最高クラスの低ノイズレーザー

SuperK FIANIUM OCTシリーズは業界トップクラスの低ノイズです。光干渉断層計やマルチモダリティ・アプリケーションにおいて高コントラスト、低ノイズの画像を生成するために低ノイズ性能に最適化されています。その性能は、高価でかさばるチタンサファイアレーザーと同等の性能を発揮できます。
 
SuperK FIANIUM OCTは、広帯域分光器と組み合わせることで、軸分解能1-2 µmまでのOCTシステムを実現が可能、またSuperK FIANIUMと同じく長寿命、メンテナンスフリー、フェイルセーフ操作、高いビーム品質を備えています。
 
以下に、人間の眼の2つのOCT画像を示す。右の画像はSuperK FIANIUM OCT光源を使って撮影されたもので、左の画像はチタンサファイアレーザーを使って得られたものです。どちらの画像も、ウィーン医科大学 Medical University Viennaヴォルフガング・ドレクスラー教授グループ Prof. Dr. Wolfgang Drexlers groupアンゲリカ・ウンターフーバー Angelika Unterhuberによって撮影されました。
 

Ti:Sapphaireスーパーコンティニュームレーザー光源
TiSappihre-FIANUM-OCT スーパーコンティニュームレーザー光源

主な仕様

モデルFIU-6 OCTFIR-9 OCT
●光学仕様
カットイン波長(> 0.1 mW / nm)< 425< 640
全可視光パワー(350-850 nm)≈ 0.6 W≈ 0.9 W
スペクトラル出力密度(mW/nm)
0.5 @ 450 nmN.A
0.9 @ 532 nmN.A
1.2 @ 650 nm0.6 @ 650 nm
2.0 @ 780 nm3.2 @ 780 nm
1.6 @ 800 nm3.5 @ 800 nm
全出力パワー<6.5 W<6.5 W
繰り返し周波数312 ± 3 MHz312 ± 3 MHz
出力安定性(%)< ± 0.5< ± 0.5
偏光ランダム偏光ランダム偏光
ビーム品質 ※2回折限界回折限界
ビーム径 (mm)≈ 1 mm @ 532 nm, ≈ 2 mm @ 1100 nm, ≈ 3 mm @ 2000 nm
ビーム指向精度※1< 1 mrad
●電気/機械/環境仕様
コンピューターインターフェースUSB 2.0/RS-232/Ethernet
駆動電圧100-240 VAC 50/60 Hz
消費電力<100 W
ドアインターロックコネクター※22-pin LEMO
外部バスインターフェース※316-pin sub-D
システム冷却空冷
出力ファイバー長(m)1.5
使用温度+18° to +30°C
保管温度-10° to +55°C
寸法(WxHxL)440 x 251 x 400 mm
重量 (kg)18(パルスピッカー付き 19)

※1 SuperK FIANIUMはクラス4レーザーで、ドアのインターロック/回路に接続する必要があります
※1 コリメータの中心を通る機械軸に対して測定
※2 SuperK FIANIUM OCTはクラス4レーザーであり、ドア・インターロック/回路に接続する必要があります。
※3 アクセサリ用の外部通信および電源ポート

TOPに戻る