誘発された蓄積イオンの量子もつれの測定
蓄積イオンはアンチバンチングされた放出量の統計を示す単一光子源の典型的な例です。しかし、単なる測定で2つの蓄積されたイオンが絡み合った、量子もつれの状態になると、興味深い現象が発生します。ここではエンタグルメント・もつれの事例についてご紹介いたします。
誘発された蓄積イオンの量子もつれの測定
発表論文
[1] Sebastian Wolf、Stefan Richter、Joachim von Zanthier、Ferdinand Schmidt-Kaler、自由空間の2つの原子の光:バンチングまたはアンチバンチング? Phys. 124, 063603, https://doi.org/10.1103/PhysRevLett.124.063603
[2] Stefan Richter、Sebastian Wolf、Joachim von Zanthier、およびFerdinand Schmidt-Kaler、蛍光相互相関検出によるトラップされたイオン構造のイメージング Phys.Rev.Lett. 126, 173602, https://doi.org/10.1103/PhysRevLett.126.173602
略歴
Wolf, Sebastian, Stefan Richter, Joachim von Zanthier, and Ferdinand Schmidt-Kaler. 2020. 自由空間における2つの原子の光。バンチングかアンチバンチングか?Physical Review Letters. アメリカ物理学会(APS)2月13日http://dx.doi.org/10.1103/PhysRevLett.124.063603
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