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廉価版テラヘルツ量子カスケードレーザー(THz-QCL)TeraCascade100
テラヘルツ実験スタートに最適。高出力モデルTC2000の廉価版。最先端の量子カスケードレーザー(QCL)ベース。2~5THz。パルス(QCW)。シングル/マルチモード。出力0.1mW以上 at 3.2THz。窒素冷却
コンパクト・使い易い・パワフルなテラヘルツ光源
LytidのTeraCascade 100シリーズは、最先端の量子カスケードレーザー技術を用いた低価格で費用効果の高いTHz光源で、テラヘルツ実験をこれからスタートする方に最適なツールです。周波数 2~5 THz、平均出力パワー >0.1mWで、シングルモードまたはマルチモード出力です。高解像度THzラスタスキャンイメージング、検出器の特性評価、キャリブレーションなど多くのアプリケーションに応用できます。システムは窒素冷却ですが、カスタマイズドライバと別売りのTCドライバエレクトロニクスにより、安全で使い易いシステムです。タッチスクリーンまたはコンピューターを介して、すべてのレーザーパラメータをリモート制御可能で、市場で最も柔軟かつユーザーフレンドリーなテラヘルツQCLシステムです。
モジュール式システム
ニーズに合わせて、1つまたは複数の周波数のレーザーチップモジュールを選択できます。TCドライバーは別売りです。
高品質出力ビーム
レーザー光源のビーム品質は、特にイメージングアプリケーションにおいて重要なポイントです。TeraCascadeシリーズは、準ガウスビームプロファイルで、ビーム拡がり角が小さく、最適なイメージングを実現します。
誰もが利用可能な最先端テクノロジー
Lytidでは、テラヘルツ技術をすべての人が利用できることを目指しています。TeraCascadeシリーズは、自動起動/シャットダウン機能を有し、またタッチスクリーン上のすべての操作パラメータに簡単にアクセスできるように設計されています。
高解像度ラスタースキャン・テラヘルツイメージング
QCL技術の高い周波数と高出力パワーにより、ラスタースキャンシステムを使用して、超高解像度のテラヘルツイメージングを実行できます。
THz帯での検出器の特性評価
QCL技術の高い安定性により、テラヘルツ帯域の高周波スペクトルでセンサーを特性評価できます。
テラヘルツ領域でのパワー補正
QCL技術の高い安定性により、テラヘルツ領域の高周波スペクトルでセンサーを校正できます。
仕様 | TC1000 |
---|---|
発振周波数 | 3.2THz |
波長 | 60~150μm |
平均出力 | >1mW |
スペクトル | マルチモードまたはシングルモード |
アウトプット | Si HRFZレンズ |
ビーム形状 | 20° FWHM |
真空継続期間 | 約3ヶ月 |
冷却 | 液体窒素 |
寸法/重量 | 220mm(H)×120mm(W)×180mm(L)/2.5kg |
オプション | TC Driver、真空ターボポンプ |
制御・システム構成について
コントロール
- TCドライバと完全互換 (別売り)
- ローカル(タッチスクリーン)またはリモート(USB接続)
接続
- 真空コネクタ1/4インチ
- TCドライバ接続用 4ピン電源コネクタ
- 上部開口部からデュワーに窒素充填(連続フローシステムと互換)
メカニカル
- デバイス下部にマグネット付きで光学テーブルに素早く設置可能
- 固定セットアップ用M6ネジ