偏光シンセサイザ/アナライザ “PSY-201”
あらゆる偏光状態(SOP)を生成・保持するSOP発生器と偏光分析器の兼用装置
- 最高 4M samples/s
- 1MHz アナログハンド幅
- 入力パワー・ダイナミックレンジ 45 dB
- リアルタイム・ポアンカレ球面表示
- 高速SOP発生&トラッキング
- SOP & DOPの高速アナログ出力
General Photonics社の PSY-201 は、入力SOPに関わらずあらゆる偏光状態(SOP)を生成・保持します。特許のコントローラ、偏光計、コントロールアルゴリズムを組合せたSOP発生器と偏光分析器の両方を兼ねる装置です。
生成されたSOPと相当するポアンカレ曲線はUSBインターフェース経由でPC状に表示されます。出力のSOPはストークス・パラメータで定義でき、手動チューニングまたは偏光依存メトリックの最適化でポアンカレ曲線の任意の点にSOPを設定できます。必要な出力SOPがわかれば、入力SOPの変動に対してSOPの保持が可能になrます。
6つのSOP (0°, 90°, ± 45°, RHC, LHC) を、ミュラーマトリクス計算またはボタン操作で生成できます。
PSY-201 には偏光スクランブル機能も搭載されています。また内蔵偏光コントローラを無効化してユーザー定義パラメータでSOPスキャンが可能、インライン偏光計として機能し、入力光ビームのSOP及びDOPを瞬時に表示できます。
- レシーバの偏光感度分析
- SOPモニタリング
- 偏光生成&安定化
- センサシステムの特性評価
- 100G システムの特性評価
波長範囲 | 1480~1620 nm または 1280~1340 nm |
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サンプリングレート (最大値) | 4.0M SOP samples/s |
アナログバンド幅 ※1 | 1 MHz |
SOP設定時間 | 1ms, SOP安定入力時 |
SOP安定性 (入力パワー > -25 dBm, DOP > 95%) | 0.1° SOP安定入力時 0.5° SOP変動入力 < 2 π/s 時 2° SOP変動入力 < 10 π/s 時 |
SOP 計測/生成 不確定度 | ±0.25°, ユーザー校正後, 入力 > -25 dBm |
DOP不確定度 | ±2%, 内部補正機能使用, 入力 > -25 dBm ±0.5%, ユーザー校正後, 入力 > -25 dBm |
入力ストークスパラメータ分解能 | 0.001 |
光パワー不確定度 | ±0.25 dB |
挿入損失 | 1.6 dB (最大値, 中心波長) |
戻り損失 | < 0.25 dB |
PDL | 4.0M SOP samples/s |
PMD | < 0.1 ps |
操作パワー範囲 | -35 dBm to +10 dBm |
光パワーダメージ閾値 | 300 mW |
使用温度範囲 | 0 to 40 ℃ |
保管温度範囲 | -20℃ to 60℃ |
フロントパネルディスプレイ | グラフィック OLED |
接続インタフェース | PolaView ソフトウェア用 高速 USB 2.0 (30 MB/s データレート) RS-232, Ethernet, GPIB |
アナログ出力 | 0~5 V 最大, ユーザー設定可能 モニタ電圧 DOP, S1, S2, S3, power, dREF |
電源 | 100~240 VAC, 50~60 Hz |
ソフトウェア | PolaViewTM (付属) |
寸法 | 2U, 19インチラック幅, 14″ (L) x 8.5″ (W) x 3.5″ (H) |
※損失に関する仕様はコネクタ無しの値です。特に記載ない限り、表中の仕様値は標準波長域 1480-1620nm または 1280-1340nm、温度 23±5°C、パワーレべル >-25 dBm での値です。
※1 入力パワー > -10 dBm。これよりも低いパワーレベルでは、自動ゲインコントロールによりバンド幅が変わる場合があります。
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