PDL エミュレータ“PDLE-101”
高速トランレシーバなどのPDL誤差計測やPDLトラッキング速度の定量化などPDL関連の検査・計測に最適なPDL発生&エミュレータ
- PDL生成: 範囲0~20 dB、分解能 0.1 dB
- 残留PMDが低い:0.1ps未満
- PDLスキャン機能
- リモートコントロール可能:USB, RS-232, GPIB, Ethernet
高速ファイバ光学トランレシーバ は、40Gb/s 及び 100Gb/s データ伝送のためのコヒーレント検出技術を用いるものも含め、厳格なPDL誤差特性が求められます。加えてコヒーレント検出レシーバのPDLトラッキング速度及びPDL緩和アルゴリズムの応答時間の定量化も必要です。
General Photonics社の PDLE-101は、このようなPDL関連の検査用に設計されたPDL源/エミュレータです。PDL値を、範囲0~20 dB、分解能 0.1 dBで個々に生成し、PDL誤差計測に使用できます。PDLは、ユーザー定義の範囲、波形、速度でも生成できますので、PDLトラッキング速度やリカバリー時間計測にも適用可能です。操作はフロントパネルのキーパッドか、USB, RS-232, GPIB, Ethernetインタフェースによるリモートコントロールで行います。なおユニットの残余PMDは、わずか 0.1 ps 未満です。
- PDL耐性測定
- PDLトラッキング速度及び回復時間検査
- PDL補正器のコード開発
波長範囲 ※1 | C band または L band |
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挿入損失 (最大値) | 2 dB at PDL = 0, コネクタ含まず |
PDLダイナミックレンジ ※2 | 0.1~20 dB |
PDL分解能 ※2 | 0.1 dB |
PDL精度 ※2 | ± (0.1 dB +1% of PDL) |
PDL切替時間 ※3 | 最長 5 ms, 代表値 1 ms |
残余PMD | < 0.1 ps at PDL = 0 |
戻り損失 | > 50 dB |
PDLコントロール | フロントパネルコントロールまたは接続インタフェースによる遠隔操作 |
PDL波形 | 正弦波, 方形波, 三角波, ランダム |
ファイバタイプ | SMF-28 |
光コネクタタイプ | FC/PC, FC/APC, SC/PC, SC/APC |
光パワー・ダメージ閾値 | 500 mW |
ディスプレイ | 20文字2列 LCD |
接続インタフェース | USB, RS-232, Ethernet, GPIB |
使用温度範囲 | 0 to 40℃ |
保管温度範囲 | -20℃ to 60℃ |
電源 | 100~240 VAC, 50~60 Hz (16W) |
寸法 | 2U, 19インチラック幅, 14″ (L) x 8.5″ (W) x 3.5″ (H) |
※1 他波長帯も提供可。
※2 23 ± 5°C での値
※3 方形波遷移の立上り時間
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