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- 高出力ナノ秒パルスLED PLS-Iシリーズ
- 波長:355〜600nm
- 最大300µWの平均出力(パルスおよびCW)
- シングルショットから40MHzまでの繰り返し周波数
- パルス、バースト、CWモード対応
- スペクトル純度を向上させるオプションのバンドパスフィルターを用意
PLS-IシリーズのLEDヘッドは、Taiko PDL M1に対応した高性能パルスLED光源です。サブナノ秒から数ナノ秒のパルス動作に加え、バースト動作および連続波(CW)動作にも対応し、時間分解測定や精密光学計測に適した励起光源を提供します。コンパクトかつメンテナンスフリーの設計で、短パルス幅・高繰返し周波数・高光出力を高いレベルで両立しています。
紫外線での直接発光
PLS-Iシリーズは紫外域で直接発光するLED光源で、最短255 nmまでの波長に対応します。255〜400 nmの複数の中心波長から用途に応じたピーク波長を選択可能です。優れたスペクトル特性とタイミング特性により、標識分子の検出やトリプトファン・チロシンなど自然蛍光アミノ酸の解析など、バイオメディカル分野の測定に適しています。
パルス平均出力:最大300 µW
本シリーズは、パルスモードおよびCWモードの両方で高い光出力を実現するよう設計されています。パルス動作時の最大平均光出力は通常80 μW、CW動作では数百μW、波長によっては数mWに達します。Taikoアーキテクチャにより、リニアモード、フリートリガーモード、最大出力モードを用途に応じて選択可能です。最大10 MHzまでの繰返し周波数で高いパルスエネルギーを得ることができます。
パルス幅 最小1ns
PLS-IシリーズのパルスLEDヘッドは、波長および出力設定に応じて典型的に1〜5 ns(FWHM)のナノ秒パルスを発生します。短パルス励起により、高時間分解能が求められる光学測定や蛍光解析に対応します。
時間分解蛍光分光に最適
PLS-Iシリーズは、時間分解蛍光分光や蛍光寿命測定における高効率な励起光源として特に有効です。約300 nm帯域で十分な光出力が必要な測定において、従来のSepia互換PLSシリーズと比較して5〜15倍の光出力を提供します。また、OPO付き超高速レーザーやVisUVレーザーに代わる、コンパクトかつコスト効率に優れた代替ソリューションとして利用可能です。繰返し周波数や出力パワーなどの各種設定は、Taiko PDL M1により一元的に制御・調整できます。
- 時間分解蛍光分光法
- 生化学分析
- ペリレン、クマリン、フルオレセイン、ローダミンなどの蛍光色素で標識された分子の検出
- トリプトファンやチロシンなどによるタンパク質の固有蛍光
- PINダイオードや光電子増倍管(PMT)などの光電子デバイスの評価
| 波長 [nm] | タイプ (PLS-I) | パルス幅 (FWHM) [ns] ※1 | 最大繰り返し周波数 [MHz] | フィルター無 最大平均出力(パルス)[μW] ※2 | 最大CW出力 [μW] |
|---|---|---|---|---|---|
| 355 | B-355 | 1.3 | 20 | 40 | 100 |
| 375 | B-370 | 1.3 | 40 | 300 | 300 |
| 400 | B-400 ※3 | 1.5 | 40 | 300 | 300 |
| 600 | B-600 ※3 | 1.5 | 40 | 40 | 300 |
※1. 最大出力設定時の典型的なパルス幅。出力を下げるとパルス幅は短くなります。
※2. オプションで利用可能。バンドパスフィルターの場合、典型的損失は10%、カラーフィルターの場合、典型的損失は45%です。
※3. 発光はスペクトル的にクリーンで、追加のフィルターは不要です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 冷却方式 | ペルチェ冷却、周囲温度15〜30°Cで安定性 1 K以下 |
| 寸法(ファイバー結合時) | 76 × 207 mm(直径 × 長さ) |
| 出力安定性(冷却時) | 12時間、ΔT(周囲) < 3 K、3 % RMS、5 % ピークツーピーク |
