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ピクセル化 ワイヤーグリッド偏光子

Moxtek

ピクセル化ワイヤーグリッド偏光子は、1台のカメラで複数の偏光方向を同時に取得できる偏光素子です。ピクセルごとに異なる偏光軸を持つナノワイヤー構造により、偏光板の切り替えや複数ショット撮影が不要になり、動体もリアルタイムで計測できます。ナノインプリント技術による高い均一性と低クロストークを備え、画素サイズや配列などのカスタマイズにも対応します。偏光イメージング、3Dセンシング、生体認証、マシンビジョンなど、多偏光を必要とするアプリケーションに最適です。

ピクセル化 ワイヤーグリッド偏光子

moxtek_pixelated_polarizers

Nanowire® テクノロジー

  • 高い透過率とコントラストを実現
  • ±20°の入射角でも偏光が乱れず安定した性能
  • 波長・入射角に依存しない特性
  • 可視光から赤外線まで広帯域に対応

NIL(ナノインプリント)ピクセル化技術

  • 任意のピクセル形状・レイアウトにカスタム対応
  • ピクセル間で均一な光学性能
  • ウェハレベルでのインプリントおよびアライメントが可能

無機材料(Inorganic)構造

  • 高い耐熱性により過酷な環境でも安定動作
  • 偏光イメージング/3Dカメラ:偏光情報を使って物体形状・質感・粗さなどを高コントラストで捉える技術に
  • 生体認証(顔認識)用途:顔表面や角度・陰影の変化を偏光で捉えることで、認証精度を改善
  • 偏光ファイバー光プローブ:ファイバーを通した偏光計測
  • 産業用マシンビジョン:高速、かつ偏光情報を活用した検査や識別
  • 干渉計測:偏光制御を利用した干渉計構成で、精密計測を実現
  • 環境検出:赤外偏光を用いた熱像・物質検出など
項目可視光オプション(標準)赤外光オプション(カスタム)
波長範囲400–700nm
(400–2500nm 要望対応)
3–5μm、8–12μm
基板タイプディスプレイグレードガラスシリコン
厚み0.7 ± 0.07mm0.675 ± 0.095mm
屈折率1.5198(435.8nm)
1.5078(643.8nm)
3.421(10.33μm)
3.427(4.132μm)
熱膨張係数31.7 × 10⁻⁷ /°C(0–300°C)2.6 × 10⁻⁶ /°C
入射角0° ± 20°0° ± 20°
ARコーティング使用波長に応じて使用波長に応じて
最高温度200°C、>5,000時間200°C、>5,000時間
透過軸長辺基準長辺基準
透過軸公差±1°±1°
RoHS 対応対応対応
透過率>80% @ 632nm(ピクセル中心)お問い合わせください
コントラスト比>200:1 @ 632nm(ピクセル中心)お問い合わせください
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