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スペックルパターンのスクランブラ “MMS-201”
スペックルパターンのランダム化技術により、マルチモードファイバの出力を均一化
- コンパクト 23x 10.5x 6.5 cm
- 高信頼性
- 高速:スクランブル周波数 20kHz以上
- オールファイバ光路で高効率
- ファイバ指定可
- 低挿入損失 ≤1 dB@635nm(コネクタ含む)
多くのアプリケーションで問題となるマルチモードファイバ由来のスペックルパターンを、独自技術で効果的にランダム化し、ファイバ出力を均一化、光分布を安定化します。スペックルパターンは20kHz以上の高周波で時間経過とともにランダム化されます。その結果、平均化時間 >80 ms のカメラや検出器で測定すると出力の光分布の均一化及び安定化を確認できます。
オールファイバ光路のため、挿入損失が非常に低くなっています。使用ファイバは特別な表面処理がされており、ストレスによる破損を防止し、高い信頼性が保証されます。
スクランブラ無効時 | スクランブラ有効時 |
---|---|
- DNAシークエンシング
- マルチモード・ファイバセンシング
- マルチモードファイバデバイスの検査・計測
使用波長域 | 530 to 1630 nm |
---|---|
ファイバタイプ | SI型 50/125 μm (標準), 他のタイプも対応可 |
ファイバNA | 0.2 |
スクランブル周波数 | 22 ±1 kHz |
挿入損失 | ≤1 dB @635nm (コネクタ含む) |
リターンロス | >50 dB (PCコネクタ), >55 dB (APCコネクタ) |
スクランブル効率 ※1,2 | > 80% (effective power) |
平坦度 ※3 | < 20% (代表値) |
リップル ※4 | < 10% (代表値) |
入力可能光パワー | 400 mW |
電源 | +24 VDC / 1.5A |
有効/無効シグナル | TTL high = 有効, TTL low = 無効 |
使用温度範囲 | 10 to 40 °C |
保管温度範囲 | -20 to 70 °C |
寸法 | 23 (L) x 10.5 (W) x 6.5 (H) cm |
※1 スクランブル効率の定義は以下の通り: (光エネルギー 最大強度の ≥ 80% / トータルエネルギー)* (最大強度の ≥ 80% 強度に該当するエリア / コアエリア全体).
※2 635nm、積算時間 80 ms での計測値。
※3 平坦度の定義は以下の通り: (最大強度 – 最小強度) を最大強度のパーセンテージで表示。最大及び最小強度は、ファイバコアエリアの中心から80%領域で定義。
※4 リップルの定義は以下の通り:強度変動の山-谷の差の最大値を、最大強度のパーセンテージで表示。ここで変動差と最大強度は、ファイバコアエリアの中心から80%領域で定義。
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