極高真空窓VX型
アウトガス極少で超高真空領域までの立ち上げが短時間で可。透過光(レーザー)の偏光・歪み・散乱を抑制した高精度測定を実現
- 超大有効径: φ440mm以上も可
- アウトガス極少
- 高面精度(特殊仕様)製作可
- 全面均一 ARコート
- 磁場及び放射線環境で最適使用可
- 耐圧構造
- 耐衝撃性 XYZ/15G/3000cycle
- フランジ材質 標準:SUS304L / 特注:SUS316L及びTi等
藤アイデックの超高真空窓は、日本・米国・EU・ロシア・韓国・中国・インドの7極で推進中の国際熱核融合実験炉(ITER)のレーザー導入及び計測用真空窓として、また加速器関連は勿論、高精度透過を必要とする全ての実験・開発用の真空窓として、(独)日本原子力研究開発機構と藤アイデックの協同開発品です。(特許取得済)
超大有効径
- φ440mm以上も可。逆圧使用可。しかもベーク可。但し、場合により強制冷却構造にすることがあります。
窓材再研磨、交換(藤アイデック実施)可。ランニングコストが大幅安価となります。
アウトガス極少
- 超高真空領域までの立ち上げが短時間で可
高精度
- 窓材に熱歪みがありませんので透過光(レーザー)に偏光・ゆがみ・散乱の無い窓材本来の透過が得られます。
- 高面精度(特殊仕様)も製作可。勿論、真空引き状態で精度維持可能構造。但し、窓材種や有効径により制限される場合があります。(有効径全域でλ/10の実績があります。λ/20も可能構造です。)
高性能
- ARコート:有効径全域で、むらや濃淡の無い全面均一コートです。
- 高蒸気圧金属のZnを多量に含んだロー接剤を不使用の為、Znの昇華によて真空容器内を汚染したり、窓面が曇ることがありません。
高機能
- 強磁性金属・強放射化金属のコバール金属不使用の為、磁場及び放射線環境で最適使用可。
- 耐圧構造:内圧が上昇してもリークが発生したり窓材が外れることがありません。
耐衝撃性
- XYZ/15G/3000cycle 合格(日本原子力研究所の試験結果)
検査成績書及び保証書提出
- その他:両面ウェッジ付・凹凸レンズ付・両側エッジ付・特殊フランジ等々。
- 窓材種:制限される場合があります
加速器関連など高精度透過を必要とする全ての実験・開発用の真空窓
型名 | D | A |
---|---|---|
VX114 | 114 | (48) |
VX152 | 152 | (74) |
VX203 | 203 | (100) |
VX253 | 253 | (160) |
VX305 | 305 | (200) |
VX356 | 356 | (220) |
VX406 | 406 | (250) |
VX506 | 506 | (350) |
VX606 | 606 | (440) |
※Heリーク量<1×10-10Pam3/sec(実績として<2.0×10-12Pam3/sec)ベーク<200℃ 但し、窓材種・フランジ寸法等により異なる場合があります。
※有効径・窓厚さ及びフランジ厚さ等は御打ち合わせにて決定。
※製品の定格及び仕様は改善のため、予告なく変更することがあります。
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