フェムト秒レーザーパルスの時間的コントラストを正確に測定、最適化
Amplitude の Sequoia は、超高速レーザーパルスの時間コントラスト測定用に設計されたフェムト秒クロスコリレータです。仏国CEAと共同開発された独自の計測ツールで、高磁場物理学用途をはじめとするフェムト秒レーザーシステムのレーザーパルス形状の厳密な制御に理想的です。
Sequoia の最先端の測定技術により、フェムト秒レーザーパルスの時間的コントラストを正確に測定して最適化できます。レーザー駆動粒子加速、アト秒パルス生成、実験室天体物理学など、レーザーと物質の正確な相互作用が不可欠な高磁場物理学実験において極めて有用なシステムです。
SEQUOIA フェムト秒クロスコリレータの主な特長
- 最先端技術によるパルス時間コントラスト計測
- 日常使いのための堅牢な標準化ツール
- ハイダイナミックレンジ > 109
- CEAとの共同開発による定義・最適化用リファレンスツール
- 幅広いレーザシステムに対応
中心波長 | 800 ± 15 nm | 1050 ± 15 nm |
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波長範囲 | 750 – 850 nm | 1000 – 1150 nm |
入力パルス幅 | 20 – 200 fs (FTL) | 20 – 200 fs (FTL) |
入力エネルギー | 500 μJ 以上, パルス幅 30 fs 時 | 500 μJ 以上, パルス幅 30 fs 時 |
入力ビーム径 | < 4 mm at 1/e2 | < 4 mm at 1/e2 |
入力偏光 | 直線横偏光 | 直線横偏光 |
入力繰返し周波数 | < 1 kHz | < 1 kHz |
ダイナミックレンジ | > 10-9 | > 10-9 |
トータルスキャンレンジ | 700 ps or 3 ns | 700 ps or 3 ns |
スキャン時間分解能 | < 20 fs | < 20 fs |
光時間分解能 | < 120 fs | < 120 fs |