PicoHarp300 用 ユニバーサル 4チャンネル検出ルーター PHR 800
PHR 800
PicoHarp300用のユニバーサル4チャンネル検出ルーター
4チャネルルーターPHR800は、PicoHarp 300時間相関単一光子計数(TCSPC)システム(ハードウェアリビジョン2.0以降)のアクセサリです。PHR800では、最大4台の単一光子検出器(異なるものも含む)を接続して、多チャンネルの時間分解測定を同時に行うことができます。これらは、色や偏光などの別の価値ある情報を提供するとともに、収集効率を向上させることができます。 これにより、ライフサイエンスや一般的な高感度分析において、高度で高速な多次元蛍光検出法が可能になります。
ヒストグラミングと時間タグ付け対応
SPAD、PMT、Hybrid-PMT、MCP-PMT、…に対応
PHR 800の設定はPicoHarp 300のソフトウェアインターフェイス、PicoHarp 300のプログラミングライブラリ、またはSymPhoTime 64 ソフトウェアを通して調整ができます。これにより、入力の極性やトリガーの閾値を選択することができ、ほとんどの検出器信号を使用することができます。対応している標準規格は一般的にSPADで使用されているTTLとNIMです。選択された構成により、オプションで一定分数弁別器(CFD)を搭載可能です。これは4つの入力がすべて分かれており、ソフトウェアで調整が可能です。光電子増倍管、ハイブリッド光電子増倍管、マルチチャンネルプレート光電子増倍管(MCP-PMT)など、パルスの高さが変動する検出器にも対応しています。
仕様
検出入力 | |
---|---|
インピーダンス | 50 Ω |
トリガーレベル | -1.5 V ~ +2.5 V |
電圧範囲 | 実際のトリガーレベル ± 3V |
トリガーエッジ | 立下りまたは立上り |
パルス幅 | > 15 ns |
デッドタイム | typ. 80 ns |
各チャンネルごと調整可能遅延(ディレイ)範囲 | ± 8 ns, 分解能 4 ps |
外部入力 | |
カウント イネーブル | TTL, 3 V ~ 5 V, High アクティブ |
マーカー 0 – 3 | TTL, 3 V ~ 5 V, high まはた low でアクティブ |
一定分数弁別器(CFD) | |
CFD レベル範囲 | 0 ~ -800 mV |
CFD ゼロクロス範囲 | 0 ~ 20 mV |
入力インピーダンス | 50 Ω |
出力信号ピーク | typ. 700 mV |
出力信号パルス幅 | typ. 30 ns |
コネクタ | |
PicoHarp 300 制御ポート | DVI-I メス |
入力/出力 | SMA メス |
カウント イネーブル 及び マーカー入力 | Lemo ERN.00.250.CTL |
電源 | |
ライン電圧 | 110/240 VAC, 50/60 Hz |
消費電力 | 最大 25 W |
外形仕様 | |
寸法 | 310 × 235 × 140 mm |
データシート関連
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